インタビュー「プログラミング✕ゲーム開発」

ゲームの企画開発を行う株式会社アソビズム(http://www.asobism.co.jp/)を訪問。アソビズムと言えば秋葉原に本社を構え『城とドラゴン』や『ドラゴンポーカー』『ドラゴンリーグA』などのドラゴンシリーズで有名なソーシャルゲームの企画開発などを手がける会社です。

今回訪問したのは、そのアソビズムが2013年に長野県長野市に作った長野ブランチ。

働く場所を選ばない、自由な会社、自由な人生を目指していて、北信州を拠点に「ゲーム開発」や「ワークショップ」「キャンプ」等、「アソビ」と「マナビ」の参加型プロジェクトを行っているところです。

長野ブランチはご開帳で有名な善光寺近くの、昔の旅籠をリノベーションして作ったおしゃれなオフィス

そこで今回お話を聞いたのは、右から池田俊昭さん(長野ブランチ番頭さん)、依田大志さん(プログラマー)、竹内紳也さん(広報PR担当)のみなさん。

ーー地方で働いていて仕事上の支障はないですか?ーー

全く、支障はないですね。実際、東京から家族ごと移住してきたプログラマーもいるんですけと、東京本社とはインターネットを使ってチャットでメッセージ交換したり、必要であればSkypeなどのTV電話で打ち合わせなどすればいいので充分ですね。

ーー長野ブランチではどのようなプロジェクトに取り組んでいるんですか?ーー

東京本社と同じく、ソーシャルゲームの開発・運営に携わっている部署もありますし、未来工作ゼミといったICT教育事業に取り組んでいる部署も有ります。地方で何かイノベーションを起こせないかというプロジェクトもあります。この「未来工作ゼミ(https://www.futurecraft.jp/)」もその一つです。

ーー「未来工作ゼミ」というのは?ーー

長野県で未来のクリエイターを育てる、クリエイターの卵を育てる、という目標を掲げ、ものづくりをテーマとしたゼミを展開しています。例えば、未来工作ゼミプロジェクトの一環として、ゲーム開発ゼミというものづくり教室があります。ゲームでもなんでも、お金を出せば簡単に手に入ってしまう世の中で、自分自身が考えてゲームづくりにチャレンジし、遊びながらプログラミングを学べるワークショップとして運営しています。そこでは主に、小学4年生〜中学3年生を対象にScratchやUnityといったツールを利用しながら、授業を行っています。

未来工作ゼミはプログラミング教育とは意味あいが少し違って、ゲーム開発のきっかけを提供して、まずは作ることができることを知ってもらう。そして、そこから各自が興味をもってもらえればいいかなと思っています。

今やっていることが、10年後に実を結び第2のスティーブ・ジョブズみたいな人材が生まれてくればいいなと思っています。

ーーこれからプログラミングを学び始める子どもたちは、何を学べば良いと思いますか?ーー

好きなことをやればいいんじゃないかと思います。エンジニアになるとすると、

『作りたいと思う何か』があるということはすごく大事。

プログラミングの技術だけあって、作りたいものが無いという人は続かない。

だから興味のあるものをとことんやれば、結果的につながると思うんです。

プログラミングはあくまで手段。技術だけあって、作りたいものが無い人はブレイクスルーしない。

それがゲームであれ、ウエアラブルであれ。

ただ、自分がやりたいドアがどこにあるのかを教えてくれる人が、身近にいるかいないかは大きいですね。

だから未来工作ゼミで教えたいのは、必ずしもデジタルだけじゃなくて『物をつくる楽しさ』。

今、手作りラジコン模型なんかも作っているんですよ。実は、まだうまく飛ばないんだけど(笑)。