松村太郎副校長からは、Google Hangoutを使いエールが送られました。
入学、おめでとうございます。
コードアカデミー高等学校の副校長になりました、松村太郎です。
これまで、スーパーバイザーとして、ゼロから学校作りに携わってきましたが、認可を頂き、新入生を迎え、開校することができ、この日が迎えられることをとても嬉しく思っています。
コードアカデミー高等学校を設置・運営していく学校法人信学会の皆様、設立へ向けて準備をサポートしてきたキャスタリア株式会社の皆様には、これまでのご尽力、とても感謝しています。これからも、よろしくお願いします。
改めて、新入生の皆さん、ようこそ、コードアカデミー高等学校へ。
今日は、皆さんに3つの事を伝えたいと思います。
まず1つ目は、「皆さんは開拓者である」ということです。
今年初めて設立される学校に入ってくる皆さん、コード必修というカリキュラムを学び始める皆さん、クラウドという学舎(まなびや)に通う皆さんは、全く新しい学校へ通う英雄なのです。先駆ける英雄を、全力で守り、バックアップしていきます。
そして、先駆者、人柱は注目され、評価されます。言い出しっぺはリーダーシップになります。そんなアクションをする、行動的なリーダーに、皆さんもなって下さい。
2つ目は、これから学ぶ「コードを書いてモノを作る」は、一生ものだということです。
これまで、学歴と就職やキャリアについて研究してきました。特に日本の場合、大学で学んだことを踏まえていったん断絶し、企業に入って研修を積んで人材の価値をゼロから積み上げます。
その中で、プログラミングのスキルは、そうしたステップを超えて通用する能力でした。もちろん企業によって求められる言語の違いなどもあるでしょう。しかしコードを学ぶ力、書く力、そして自分でプログラムを考えて作り上げる力は、現在最も選択肢を拡げることができる数少ない方法です。
それは進学も、就職も、留学も、起業も、1つの学びで道が開けるのです。ぜひ、コードを学ぶこと、書くこと、作ることという、大切な経験をコードアカデミー高等学校で得て下さい。
3つ目は「 」。つまり、空欄です。
コードアカデミー高等学校のコード教科では、「マイプロジェクト」というカリキュラムがあります。自分で作りたいもの、興味があることを発見し、それを作る方法を考え、コードを書き、完成させるという学びです。
つまり、皆さんが「何かを作りたい」と思わなければ始まらない、現在は空欄のカリキュラムなのです。将来に続く興味は、ずっと好きだったことだけでなく、小さなきっかけから始まることもあります。自分のことをよく知ることが、良いプロジェクトに巡り会える第一歩です。
そして、コードアカデミー行動学校では、様々な人が、このプロジェクトの相談に乗り、実現をサポートしていきます。
これから皆さんと一緒に学んでいくのが待ち遠しくてたまりません。今日もクラウド越しでのご挨拶となりましたが、引き続き、クラウドでお待ちしています。
2014年4月27日
コードアカデミー高等学校・副校長
松村太郎 taro@code.ac.jp / @taromatsumura