プログラミングスキルが実社会でどのように活きるのかということを、コードを使って働く社会人へのインタビューを通して体感してもらおうという企画です。
学校で学んだ知識を、現場で活かすことができた。
第一弾は、革新的な開発プラットフォーム 「Unity」 でゲーム業界に革新を起こしつつあるユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社の簗瀬洋平(やなせようへい)さんです。
アカデミックの知見を、ゲーム業界に
ー仕事内容は?ー
もともとアカデミックと強い繋がりがあり、かつゲーム開発をやっていたということもあって、ゲーム開発のノウハウをアカデミックの方に持ち込んだり、逆にアカデミックの知見をゲーム業界に流したりといったことが仕事です。
聞いて面白い、見て面白い、触って面白い、続けて面白い
ーUnityをつかったゲーム作りは?ー
面白さっていろんなパターンがあるんですよ。聞いて面白い、見て面白い、触って面白い、続けて面白い、などいろんな条件が揃って初めて面白いかどうか決まります。頭で考えたことが本当に面白いかどうかプロトタイピングしてみないとわからない。そこでUnityの出番です。Unityにはゲーム作りに必要なライブラリが充実しています。Unityを使えば、アイデアを形にする「触って面白い」という段階に行く時間を非常に短くできる。これがUnityの強みです。これらのライブラリを1から作るとなると、ゲーム作りそのものよりも大変で続かなくなっちゃうんですよ。
少人数で尖ったゲームを
ーゲーム開発の今後は?ー
従来、ゲームを個人で開発する際に壁となっていたライブラリ作成という部分のハードルが下がったのでこれからは少人数で尖ったゲームを作れるようになります。
大手ゲーム会社が大人数で突き詰めていかなければできないゲームももちろんありますが、少人数で突き詰めていかなければできないこともあります。「選択肢が増えた」ということ自体がいいんですよ。
インタビュー企画第一弾のUnity前編でした。いかがだったでしょうか。
次回はUnity後編です。近日公開予定です。
乞うご期待!